え?あ、はい、お残しは許しまへんで!
[なんだかへっらへらと嬉しそうな領主さま>>70は、一応プリンを捨てる気は無いらしい。
食べ物を残さないのは、とても大事なことだ。
ゲルトから貰った花のバルーンは頭の上に載せたままだったけれど、突発性の知恵熱風に襲われ焼野原となった私の頭の中にも、ぴょこぴょこと花が咲いていた。
難しいことはどうでもいいから、とにかく、後で領主さまにはちゃんとしたムール貝の料理を食べて貰おう]
え、タクマのおいちゃん、美しさとか気にするんですか?
男しかいなかったら、きっと腐ったイクラのような目になると思います!
[私もついつられてへらへらと笑い返した。
と、視界の端に鮮やかな緑がよぎる]
あっ!ガートルードさん!!
着替え終わったんですね!
[耳からぷしゅうと煙が出そうな脳みそで、おーいと手を振った]