[オクタヴィアから告げられた現状(>>120)に納得し。
ああ、ゲルトの症状(>>71)もあるいはそれか、と得心し。]
シグルドか。……あれについては問題なかろう。
あれに何かあれば、私が気づかぬわけもない。少なくとも生命の危機に瀕しているなどといったことはありえぬ。
[この時はまだ、特に変なことは言っていないように見える。違和感を覚えるとすればこの後であろう。
癒しの力でなんとか(>>122)、ここで力を使えば(>>123)とオクタヴィアは言う。
平時であればそうしたであろう。だが――]
ならぬ。
よいか、外に立ち込める霧は我々にも得体のしれぬものだ。
天使長の一であるシルキー殿ですら屈するほどの魔力であるのだ。
慎重に事を運ばねばなるまい。彼女が真に休まるであろう、シルキー殿の部屋にて安静を保ったほうが良いであろう。
[そう断言し、シルキーに同意を求めつつ――シルキーの言葉が耳に届いた瞬間、目を見開く。ジークムント「様」(>>124)、と言ったのか?]