……って……。 なんで、お前がいるんだよ!?[そこに立つのが誰か、認識した瞬間口を突いたのはこんな一言だった。ずき、とまた、頭の芯が痛む。それを振り払うように頭を振る仕種に合わせ、胸ポケットに挿した紫羅欄花が揺れた。*]