人狼物語−薔薇の下国

268 天穹闘舞 ─ 天界妖討伐記 ─


書の織り手 カサンドラ

――――…… ふぅ…。


[地に墜ちた翼もつ妖のものに背を向け、零す吐息は、深く、長い。

ふ、と、膝をつきかけたところに感じられたのは、木気の高まり。
花の香りがここまで届いたように思えて、
咄嗟、高まる木気へと、ふらりと一歩を踏み出す。

水生木、その言葉が示すように、
撒かれた種子は水気を吸って花を咲かせ、―――花は種子を生み、流れは巡る。>>112

その、円の向こう側、晴れた霧の先を、朱雀神が照らせば、>>119
霧を生み出していたであろうものの正体が、見えた>>120]

(130) 2014/10/26(Sun) 02:32:18

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