ああもう……見つからない!誰か持ち出してるのか……あれ禁帯出じゃなかったか。[ 書庫から閲覧室を覗き、目当ての本を利用してる人物がいないか見回した。 ]んー、イマイチ信頼性が薄いんだよな。アヴェ先輩試験対策ノートって……[ ――と、その時、背後から掛けられた声>>125に顔を上げた。 ]あ、……うん。もういいのか、これ?