……でもね。戦争や政治にも血を通わせているものだ。と、そう思ってるようにも見えたね。[レオノラが捕虜となったことを伝えたとき、声を荒げることはなかった。だがそれは冷徹ではなく自制だ。と思える。硬く唇を引いていた顔を思い出す] 甘くはないが、話がわからない相手ではない。捕虜の話をしたとき、あと、クリフの人となりを測りながら、あちらも「落としどころ」を選んでいたようにも見えたしね。[王国司令官について雑多に思ったことを評し終える]