……まい、った、なぁ。なんで、きみは、そう。ボクにとっての『あり得ない』を容易くやってくれるのさ。[間を置いて、ため息と共に零れ落ちたのは、ぼやくような言葉]大体、きみはボクを持ち上げ過ぎだ。ボクよりも遥かに大きくて、力強くて。物凄く、強い意志を持ってて……そも、ボクが並び立てるような存在じゃないだろうに。