『…………不覚でした』[瑠璃色の光が弾けた後、海龍の姿はふい、と消えて。現れたのは、瑠璃色の髪と瞳の中世的な若者の姿] りーちゃん、第一声がそれっていうのはどうかと思うよ?[思わず飛ばした突っ込みに、海龍が変じた若者はきゅ、と眉を寄せるものの。一つ息を吐いた後、居住まいを正して] 『そうですね……色々と、思う所はありますが。 皆様には、感謝いたします。 おかげで、『虚無』の澱みから解放されました』[とんでもない事を物凄くさらり、と言った。*]