人狼物語−薔薇の下国

516 ルー・ガルー戦記 10 〜ブリュノー救援戦


王国軍司令官 タイガ

[ 前線の視界が盾で塞がれている合間に、ティルカンの騎馬隊が動いていた。
ナネッテ隊の進路を防ぎそこねたマーティン軍団の先頭のさらに南側へと回り込もうという動きだ。

それを見つつ、タイガは《氷雨》に二射目を命ずる。
狙いは同じく、敵中央。
ただ今度は、放たれる矢のいくつかには、飛距離と威力を犠牲にして、端切布に灰を包んだ小さなおまけがついていた。
着弾の衝撃で目潰しの灰を撒き散らす仕掛けだ。 ]

(129) 2019/02/17(Sun) 22:50:55

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