[ここで刃を交えるのは得策でない事はわかっていた。 術による消耗は無視出来るものではないし、氷竜軍が近くに潜んでいる可能性も否定出来ない。 それでも、ここで退けないという思いが、剣を抜く事を決断させた][コンラート達がこちらへ向かっている>>96と、通信で知らされる。 ならば彼らの到着まで、持ち堪えられれば――と]