[言いかけ、押し黙ってしまった彼の横顔を眺め>>125] ………。[もう一度、目を演奏機に向けた。急かすつもりも無理を強いるつもりもない。話す気があるならば。カウンターにはりついていた状態から、彼のとなりにすとんを腰掛けた。店の主人が注文を聞きにくれば少し考えて、水をとこの場にそぐわない注文をする。同じものをと頼むには、酒には弱い自覚がある。酒以外にどんなものが置いてあるのかが分からなかった為なのだが]