そうですか。じゃあ、アルビンさんは大嘘つきですね。私は嘘つきません、って最大の嘘ですし。[減らず口が可愛いと思われていることを知らないまま、外されたシャツのボタンを留めていく。自分の代わりにベッドに横になったアルビンを見て、ようやくふっと笑みを漏らした。] 必要になったら、声をかけますよ。 では。[ふわりと手を振って、何事もなかったように種の袋を持ち、アルビンの部屋から出て行く。]