[光の嵐は長くは続かない――或いは何らかの防御や妨害により、力が逸らされたか。 ともかく攻撃が一時止めば、その隙に魔王は防御を解き、衣服についた焦げ跡を軽く払った。 後方の確認はしないが、勇者らも何らかの手段で身を護ったのであろう。 程無くして、こちらへと近付く足音>>127が聞こえた] 相性が悪いのではなかったのか?[無理を押してか、それとも既に活路を見出したか。 答えは期待せず単なる軽口と言った風にそう言葉を投げて]