―教会―
>>109>>110 リヒャルト
[ふにふにふにふにふに、ふに。
ワーウルフなどこんな間近でみたことはなく、思わず耳に手を伸ばしてしまった。抵抗されないのをいいことに感触を思う存分楽しむ。指を動かす度に声がもれるのが楽しかったのは秘密にしておこう。]
よかった、信じていただけるんですね。
……神父様も?そんな……街全体にこんな呪い?をかけている人物がいるとしたらかなり強大な魔力をもつことになります………
え、あの…………ありがとうございます…………
[信じてもらえるらしいことはよかったが、相手が同じ酒場兼宿屋にいたことを知らないため教会でこんな呪い?にかかったのかと青ざめた。
街の人はみな普通だったように思えるが、魔力に反応しているか何か変化するきっかけがあるのだろうか?
普段であれば余裕を持って受け流す誉め言葉も何故か何時ものように対応できない。
赤くなったまま礼を告げるのが精一杯だった。]