人狼物語−薔薇の下国

345 バードケージ・ブレイカー


翡水 ローレル

― 管理棟付近 ―

……別に、わかってくれなくたって、構わない。

[呆れた声>>125にどこか拗ねたような口調で返しつつ、舞い上がった相手を見上げる。
広げられた鉤爪と、刃。
鈍い煌きは冷たさを感じさせるようで、背筋が冷えた]

でも、なんか、嫌なんだ。
そうまでして、自分の『夢』を叶えるのは、なんか嫌なんだ。

[他者の望みを踏み越えて行かねば届かないとわかるから。
だからこそ……と思ってしまう。

それは、文字通りの籠の鳥故の世間知らずさが齎す甘さなのだけれど。
それは同時に、少女の一番の『らしさ』でもあるから、捨てる事はできなくて]

(129) 2015/06/19(Fri) 23:44:13

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