>>120
おはようございます、ユーリエさん。
[挨拶を返されると、ぺこりと頭を下げる事で返した。
返して、彼女の言葉を聞いて]
夢の話?…ですか。
…すいません、ちょっと覚えがないです。
俺は、してなかった。
[戸惑いの強い苦笑いに、出来るだけ安心させようと笑顔で答えた。
…事実フィオンには、なんの事だったか分からなかったらしい。
なんのことだろうと、あれこれ少しだけ考えたり、広間の会話を聞いたりした。
それから「謝らないでください」なんて付け足して]
…夢の話って…
…何か、聞いたんですか?
[ぽつりと、そんな言葉を。]