人狼物語−薔薇の下国

201 異端なるモノの舞踏場


銀月の奏者 ソマリ

― 舞踏場近辺・ビル屋上 ―

[一頻り、旋律を紡ぎ終えた奏者はゆるり、手を下ろす。
銀色の繭──『舞踏場』へ近づくものたちの気配が微か、感じられた]

……賑やかな事だね。

[く、と零す笑みは愉しげな響きを帯びる。
近くにいる銀の娘を畏れてか、『異形獣』の気配はない。

戯れに動かす指が衝撃を伴わぬ音色を落とし、大気を震わせた]

(129) 2014/06/02(Mon) 23:11:39

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