[だからまた、彼の接近を許してしまった。>>47ひ、と短い悲鳴を上げ、寝台の上を更にずり下がる。だが、彼が何事か考えている一瞬の隙をついて、] …ッ!![うしろを振り返り、ガラス張りの窓に手をかける。両開きのそれに手をかけ、体重をかけるように押し開けることができれば、唯一変化しなかった水色の翼をはためかせ飛び立とうとした。]