[物思いに沈んでいたから、振り返らぬままの呼びかけ>>125への反応は僅かに遅れた] ……え。[上がったのは、どこか惚けた声。抱えた同居猫がしっかりしろよ、と言わんばかりに一声鳴く] ……あ……はい。 こんな状況ですが、よろしくお願いしますね。[望む望まざるにかかわらず、これからの数日間は共に過ごす事になのだ、と。改めてそこに思い至り、返した言葉。自ら紡いだ『こんな状況』という言葉に感じた苦いものを押し込めている間に、青年は歩き出していて]