武器を持って村の中心部へ向かう途中、巨大な氷の壁と、その傍で倒れている少女を見つけた。>>110彼女は確か、魔女を裏切って我々の側についた……エレオノーレ。「既に異端者でないなら、助けるべきですね」彼女を抱えてしまっては鎚が振るえなくなるが、急いで安全な場所に送り届けて、また戻ってくれば問題ないだろう。軽い身体を肩に担ぐ。