[道中、壁にシメオンが凭れている>>125ところを
目撃すれば、そちらを一瞥したが、声はかけず
至って平然と医務室の扉へ近寄ると、銃を取り出し
扉を足で強引に蹴り開ける。
果たして中には誰が居ただろうか。
ハダリーが居たなら迷うことも声を投げることもなく
彼へ向けて発砲しようと。
予備動作が見えれば或いは避けられたかもしれない。
何があったのか、苦痛を忍ぶようだった声は
タイガの件>>4:160を彷彿とさせた。]
無事か。
[カークの姿があれば、そう声をかけようか。
二人ともの姿が無ければ探しに行くつもりで。*]