[自分の大切なもののために死地に飛び込む覚悟をもったハーフエルフ
ひ弱そうにみえながら芯が強く、自分に負けないように生きてきたであろう貴族の娘。
囮となったものを信じ命がけで突入をした竜人。
その大切な竜人のため囮となることを是とした騎竜師。
敵対していた己を雇い、信を預けてくれた雇用主]
ようは、一人じゃいきれねーってことだよな
[野営をする傭兵を見渡し、そして盾にはめられたレイピアへと視線を移す、先に戻った空を征くもの達は治療をしているだろうか。などと考えて通信機を握った手は、ついにそれを機能させることなく懐に戻す。
どちらかが間違い?なのかもしれない。だが嫌ではない。どうせ――]
間違いばっかの人生だ。今更また一つ増えても、なんら問題はねーよな。
[ならば畏れず、また間違えてやればいいだけだ**]