[ 男の身体にも、掠り傷はいくつも残り、体躯は汗に塗れ、息も苦しげだ。けれど、戦いの間、男はゴルバに対して、敬意を示す言葉使いを崩さず、常に正面から、その刃を揮い続けた。男の身体能力をもってすれば、背後に回ることは容易かったにも関わらず ]偉大なる鷲髭のゴルバ...貴方のような戦士と闘えたことを、俺は誇りに思います。[ 試合の決着を、ゴルバが認めれば、自ら斧槍を拾い、好敵手に差し出しながら、一礼した* ]