― モーザック砦 ―
[砦の様子を見たアイリの感想>>125には同意を向ける。
マルサンヌ砦は跡形もなく消えた。
これだけ残っているのは奇跡と言えよう。
あるいは攻城兵器に何かしらの異変があったか]
気を強く、か……。
周知しよう。
[アイリからアドバイス>>126を受け、重要なことだと心に留める。
言いかけたことに対し背から低い声>>127を向けられると、振り向かないままに]
…私が命ずることではあるまい。
君が、君の心がそうしたいと思ったなら、心のままに動くと良い。
[向けられる言葉は意思強き誇りあるもの。
それ故に男はアイリの自主性を重んじた。
手を貸さずとも咎めはせぬ、この娘は縛られる存在であってはならないと、そう男は思っていた]