我在空中奔跑(私は空を駆ける)[内から外へと風が吹き上がり、蒼い毛がブワリと膨らむ。その状態で足元を蹴り、巨蛇に向かい宙を翔ける。それだけでは重力を振りきれるわけもなく、自在に飛ぶことは出来ないが]風和光一起成爲、留在我的指甲上(風と光一つになりて、我が爪に宿れ)[下る途中で更に呼びかければ、爪の先が光り始めてバチリという音が鳴る]