おいで。[来た時と同じように霧の繭に包まれると、仙花の身体を正面から抱き上げる。触れている方が落ち着くだろうか、というくらいの考え。カスパルは来た時と同じく飛んで帰るらしい。]カスパル様も、お気をつけて。[そう声を掛けて、見送る。]