人狼物語−薔薇の下国

178 薄暮の海―CLASSIFIED MISSION―


工作特務少尉 カーク

[なんてらしくなく思考を巡らせてから気づく。奴の言葉の中にある、俺への疑心と、それへの揺らぎみたいなものに]

 あ、俺がそう見えるって? 疑う気持ちは持っとけよ、テメェの命の為に。
 それにお前に疑われていないって言われても、全然嬉しくない。

[『怪しまれるようなことするのはおかしいから怪しくないんだろう』
『今の君みたいに』
奴のそんな言葉を思い返しながらに目を眇め、鼻息荒く言ってやった。

別にこいつの信用はいらない。自然と湧いてしまうそんな感情のまま]

(128) 2014/04/23(Wed) 22:32:20

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