人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


瞬槍 リエヴル

 自分の理想、望む世界。
 ……それを、自分自身の手で叶え、得るためにここにいる、と。

[確かめるように呟いた後、一時閉じた目を開ける。
 見据える表情は、どこか、静かなもの]

 ……それと、似たような事を言って。
 ひたすらに力を求めて、走った奴がいる。

 そいつにとって、それは唯一の方法だった。
 ……けれど、結局そいつは。
 己が護りたいと願ったものを、ひとつ、喪った。

[紡ぐ言葉は、古い話のようで。
 その実、つい最近に起こった事]

(128) 2014/04/02(Wed) 23:21:49

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