[そんなことを考えている傍から、表の方から何かが聞こえた。>>115壁も扉も厚いせいで聞き取れなかったけれど、不穏は伝わる。] なんかやべーな…?[身構えた直後に破砕音と悲鳴が響いた。同時に、図書館の屋根を砕いて、光が一条走った。] 危ねぇっ![梁やら木材や石のかけらやらが降ってくる中、咄嗟に女の子の上に身体を投げかけた。*]