ハンスこそ無理しないで。
私は大j……大丈夫だから!
[それでも声は震えながらぐっとサムズアップして笑顔をハンスへと向ける。
なるべくクマを視界に入れないように不自然に視線は外れているけれど。
多分見たら飛びかかる]
えーっと、ほら、いつまでもこうしてちゃ埒が明かないし、朝ごはん食べて対策を考えよう、そうしよう。
うん、あ、でもそのクマはしっかり隠しながら持っておいて。
次私が見たら、もしかしたら念願のアイスソードを手に入れた人物を見た状態になりそうだから。
[いわゆる『 ニア 殺してでも奪い取る』 である。
流石にそこまで物騒な事をするつもりはないけれど]