人狼物語−薔薇の下国

512 勇者と魔王の共同戦線!


魔王 ヴァートル

― 対峙の刻 ―

[魔王率いる軍において、癒しの力は希少であった。
 道化師が手に入れ育てた赤子。
 非力ながら魔獣に教えを乞い魔王軍に献身する姿は、目を瞠るものがあった。
 流れ者のエルフは、また違った視点で彼女>>78を見ていただろうか]

 クク……そのしぶとさ、誰に教わったのであるかな?

[魔王軍から逃げ延びることも、その後旧知の者らと戦う道を選ぶことも、容易ではなかろう。
 それを為したことへ、魔王は賞賛を向ける]

 一時とは言え、そなたの胸に真の忠誠があったこと、我が記憶に留めておこう。

[しかしそれは手心を意味せぬことは、その眼光から伝わるか*]

(128) 2018/12/05(Wed) 22:24:22

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