― 街道 ―……いや、なに、って言われてもだね。[やがて見えた姿は、予想外の極過ぎて。歩み寄ってきた相手>>108から投げられた言葉に、どう返したものか、と口ごもったのは僅かな時間。弾かれた紫水晶の煌きと、神子からの、という物言いに、口から出たのはため息だった]あー…………そだね。やっぱり、遅刻はまずいもんねぇ。[次いで、零れたのはこんな言葉]