[零れた短い謝罪。>>123それに返したのは小さな頷きだった] ……うん。 オトなら、きっとできるから。[帰途に告げた言葉を受け止め、宣する様子が嬉しくて励ますような言葉をかけた。手を繋ぎ直した後、ぼそぼそと綴られた問いには一つ、瞬いて] うん、それは変わらないよ。 ぼくはオトとコンツェのお兄ちゃん、それはずっと変わらない。[握る手に力を込めて、そっと言い切った。その気持ちには今だって偽りはない──けれど]