― 森で野営中 ―
[思い出したのは過去、故郷より出た日のこと。理由はといえば、自分が告げた言葉のせいだろう]
確かに……一概にはいえねーよな。
[でも、合っている。俺の盾に負けない剣を>>54といった白い戦士。
後ろにたって守られるわけでもない。前にたって守るわけでもない。並び立つ意志を見せた男を俺は親友≪とも≫と呼んだ。未だ敵対勢力にいるものにそういって正しかったのかといえばわからない。
さりとてあちらにいくわけにみかない。こちら≪海精≫にも捨てきれないものがある以上。捨ててしまうのは、おれの言葉に応じた"とも"への侮辱もいいところだ]