でも良かったわ、シルキーとまた会えて。ご挨拶もできないままだったから、気になってたの。[やがて香りの良いチコリコーヒーと、繊細な細工の薔薇ショートケーキが運ばれてくる]あら……まあ。薔薇の味がするのね。あの牛乳を使っているのかしら。思い出の味ね。[ひとくち食べて目を瞠り、それから細める。そして]もう。また、クリームがついてるわ。[相手の口元へ、つい、と手をのばした**]