[ユーリエやトーマス、ミリアムがキアラやシェットラントに言葉を向ける中、メレディスはやはり口を挟まず、そのやり取りを耳にするだけだった。自身が抱く属の性質を体現するかの如くに。ただ一つだけ]─── 『世界』に必要とされていないなら、今この時点で、この世界には居なかったんじゃないかなぁ。必要だから存在してるんだよ。[時に添い、『世界』に存在する者達と触れ合うための存在故にそう思う。何のために存在するか、それはメレディスにも分からない。それは自らが見つけるべき事柄のはずだ]