[クララの意志も確かにあったが、占い師として名乗り出る背中を推したのはヨアヒムだった。ずっと彼女と話をしていた事も、聲で知っている。焦点の合わない視線>>113を感じながらも自分の視線は部屋の中を向いたまま]クララ……。[人狼の為に助力してくれた娘の名を静かに呼んで黙祷を奉げるのだった]