人狼物語−薔薇の下国

252 グラムワーグ・サーガ2


親衛隊員 レト

……惨いな。

[眉を顰め、馬を降りながら吐き捨てる。]

この切り口は……ただの刃物ではないな……。
ローランド殿であれば何かわかるやも、だが……。

しかし、頭と……心臓?
大方何かの魔術のため、なんだろうが……。

[魔術に疎い男に判断出来るのはそこまで。
 遺体を検分した後に、その傍ら膝をつく。]

失礼いたしました。

……どうか安らかに。
王子を、この国を、これからも見守りください。

[立ち上がり、待たせていた騎士団と合流すれば、そのうちの一人に本隊へ報告を、と指示し。
 再び騎士団は北上していく。]

(127) 2014/09/20(Sat) 23:24:48

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