つまり、ジルくん……ううん、お兄さんは試練に落ちても問題ないんだよね?
[返ってきた答えに、納得しながらも>>123
普段読んでいた名前ではなく少しだけ余所余所しい“お兄さん”と呼ぶ。
それは、変身を解いた姿を見た証であり話を盗み聞きした証拠。]
それに、私が人狼だったとしても関係ないんでしょ?
自分以外の誰が残って立ってかまわないんでしょう?
――……それなら、試練に不合格になったって問題ないよね?
[受け止められていた影の手を依り代である大剣へと戻す。
そして、何処かあのお兄さんと似てる何かを孕んでいるジルを見ては]