[その声は、先の光の顕現>>0:32と同じく清らかに。 また同じく絶対者の響きで、冷厳として。 音によらず、船操る者らの耳に響いただろう。 人の子の船より砲撃が放たれる。>>122 船の発する輝きが、トラオムングと名付けられし船と、 それに群がらんとする天使たちを覆う───、その時。 高みより放たれた天の裁きが、時ならぬいかずちの如く、 再び天空を目指さんとした人の子の船に撃ちおろされた。*]