[それから数年が過ぎ、天龍の卵との出会いを経て、騎竜師としての道を選び。常に前を飛んで行きたがる気質は、幼い頃の決意に基づくもの。……それが、古くからある存在に何か思い出させているとか、そこらは当人知る由もないのだが] ……あとで思いっきり沁みる薬使ってやる。[大事と見なした存在の無理無茶に容赦も遠慮もない辺りは、多分、姫騎竜師の個の気質。*]