君の言うことが本当なら、この先、何日閉じ込められるかはわからないが、こういうものはしっかりと管理されねばいけない。
これを巡って争いなど起きる可能性もある。
だが軍部で責任をもって預かることは出来る。もし他意がなければ、補充分はすべて私のところへ持ってきてくれないか?
別に独り占めをすることはない。しっかりと全員に配分することは約束しよう。
[客観的に考えても、この村で直接的な力と言う点では軍部に敵うものはないだろう。それは個人で考えても同様と思う。純粋な腕力はともかく、装備と練度は他の追随を許さぬ。]
我らが持つことで争いになることは減るとは思うのだが。いまは非常時なのだ。ルールを明確にすることは大事であり必須である。どうか軍を信じてほしい。
[エレオノーレが悩みつつも頷くのを見ると、満足そうにその場を離れる。行き先は今の話で聞いた地下室と地下通路の確認。]