[とはいえリスの如き農夫でも、大怪我をしていた、そして長期間滞在した>>82旅人ともなれば、記憶の片隅に留めているというもの]
あれ……?
[一度二度と瞬きをする。
じわり蘇ってくる面立ちと、当時の記憶を照らし合わせる]
……えーとそこの人!そこの!帽子の!
もしかして、この村に来たことある?
ニコラスさんじゃあ?
[空を舞った帽子>>83はもう頭の上に戻っていただろうけど、覆面じゃあないんだから顔は分かるというもの。案内が板に付いているディーター程ではないけども、やっぱり懐かしい顔を見たともなれば掛ける声は柔らかい]