―甲板―[自室に立ち寄り、新しいシガーを胸ポケットに仕舞い込んで、再び甲板へ。損傷の激しい第二砲台の様子を直に見ながらも、早速新しいシガーに火を付け、咥える。友の死から吸い始めた煙草ではあったが。この艦に乗るようになってからは、前にも増してその数は増えていた。……理由はわかっている。]