[ やがて、近づいてきたノトカーの姿にも気付き>>123男は、声をかけた。 ]
ラヴェンデル殿でしたね。お疲れ様でした。どうぞ、一献。
[ 酒杯を渡してから、すっと一礼する。 ]
護衛官を務める、フィオン・カムナと申します。
海蛇退治の折には、貴方と騎竜殿にお助け頂いた。貴方方が居なければ、私は無事では済まなかったでしょう。
その他にも...改めて、重ねての御助力に心よりの感謝を。
[ 客分でありながら、恐らく彼が最も重い負担を請け負った...それが、最後の瞬間に、直ぐ傍に居た男には見えていたから、その一礼には、男ばかりではなく、船団と、己が主人も助けられたという思いも込められていた。* ]