できれば、集めた中の技術のある者たちで、小型飛行船の作成までやりたいと考えていたんですが、[クレメンスに提供すると約束のアレである。だが、署名活動はともかく、飛行船はどうしても量がはる。駐留する王府軍の警戒にひっかかって問題になる可能性を秤にかければ、やはり厳しいかと唇を引き結んだ。] いい手が思いつくまでは、保留にするしかない、か。