―二階個室―[>>113怪我は癒えたものの、何処か落胆したようなジークムントには理由を聞いただろうか。愛着ある武器を失った経験は男にもあったので、気持ちは痛いほど理解出来て。時間があるならば男の知る武器の生成方法を伝えられただろうが、今はそうしている場合ではないだろうと。取り敢えず代わりの武器を見繕うよう伝え、いつか教えるという約束くらいは交わしたかもしれない。**]