― 幼年時代のこと (レオンハルト編) ―[ 別にいいけど、と、これまでと変わらない口調でレオンハルトが代理決闘人の依頼を引き受ければ、>>115皇子はいくらか肩の力を抜いた。] よろしく頼みます。[礼儀正しく、けれど、貴顕の子らしい態度で応じる。もっとも、皇帝に話を通せば「そうか、おまえがアレの我が儘を聞いてやるというのか。近衛兼務で教育係を任せよう」という方向に話をされることになるのだが。]