[できることならば、一緒にいたい。何故だか分からないが、今グレートヒェンにローレルと居て欲しくない。しかし、グレートヒェンの表情に宿るはっきりした意志と、「後で行くから一緒に食べよう」という表明に]
……分かった、グレ。
……待ってるよ。
[グレートヒェンの決意を尊重し、先に広間に向かうことにした。冷静に考えれば、告白の返事をするのだから二人きりになりたがるのは不思議なことではないし、今のところ自分は当事者ではないので一緒にいる理由などはない。理屈ではそう分かっているのだが、グレートヒェンが告白を受けたという事実で妙に心が乱される]