人狼物語−薔薇の下国

357 Cross×World


大地の守護者 アイリ

 ステフ、セイジ、それからレオ。


[水を向ける様に、アイルリートの視線は三人にも順繰りに向けられた]

 キミ達もあまり無関係ではないぞ。
 無謀とおもうなら挑むな。

 確かにキミ達には素養もあるし才能もある事はこの僕も認めよう。

 だがそれでも、争いの無い異界で育ったキミ達だ。
 今はまだ、修行中とはいえども経験を重ねてきた僕達には譲るだろう。

 恐い、生きたい、そういう気持ちで、足が動かない様なら
 この僕は、初めから行かない事をオススメしよう。

 足を止めるという事は、傍らにいる者も危険に晒す事だからな。

[そこから更に視線を移したのは、同じ血脈の者達の事だ]

(126) 2015/07/17(Fri) 23:45:22

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